好きだったとり君に告白し振られ、そのまま卒業しとり君と関わることもなく私は看護専門学校へ進学しました。電車とバスを利用し、実家から通っていました。
専門学校の生活にも慣れ始めてきていました。友達と電車で帰宅中、偶然とり君を見かけました。向こうも気が付き、
「あっ。。。」
と、お互い呟きました。私は、友達と話していたので、すぐ声を掛けることはありませんでした。友達が私の降りる駅の前で降り、解散しました。私はこの機会を逃すと、もうとり君とは話せないと思い、声を掛けました。
「久しぶり。元気してた?」
「あー。うん。久しぶり。」
話も続かず気まずい感じでしたが、電車が付くまでなんとか質問を絞り出していました。
電車を降り、バス停に行くと私の部活の先輩がいました。とり君も先輩と仲が良かったみたいで、ずっと先輩と話をしてました。私も居ましたが、、、ほぼ空気で入り込む隙もくれませんでした。とり君は私の顔を一度も見ることもなく、そんな素振りから私は、とり君から完成に嫌われてるんだと思いました。
バス停に着いてから一度もとり君とは話すことなく、別れました。
それからしばらくして、なんとなくTwitterを見てると、とり君が「君の名は見たいけど一緒に行く人がいない」と呟いてました。その時とてもブームだった映画です。嫌われてるし何言ってもいいやーと思い「んじゃ、一緒に行こう」と冗談で言いました。完全に振られる予定でしたが、、、なんと返事は「行こう!いつ空いてる?」でした。な、なんと…一緒に映画に行くことになりました。
では、また次回の更新で続きを話します。