振られた相手(とり君)と一緒に映画を観に行くことになりました。当時流行していた「君の名は」を観に行きました。
チケットを取るために、並んでいる列に並びました。その間とり君と 何を話したらいいのかわからず気まずい空気でした。振られてから全く話をしなかったので、完全に嫌われてると思っていたので、早く帰りたいなーーーって思っていました。
映画までの待ち時間まで特にすることもなく、てきとーにその辺の店を見て周りました。その間も話すこともなく、ただただ気まずく。。。映画の時間を待っていました。
映画上映時間が近くなり、映画館に行きました。中に入ってからは、特別話す必要もないので気が楽になりました。
「君の名は」が上映されると、久しぶりに見た映画に感動しました。とても作画は綺麗で、物凄く面白かったです。とても面白かったのですが、感想としては、それ以外浮かびませんでした。記憶力が皆無なのでストーリーも見終わったと同時に忘れました。笑。
映画館から出ると、とり君が
「面白かったね」
と、今日一番の明るい声で話しかけてきました。
面白かったしか感想のない私は、
「うん、すごいよかった!」
と、返しました。一緒にいるのもずっと気まずかったので、これで解散できると思っていましたが、
「よかったら、映画の感想話さない?」
と、予想外の誘いを受けびっくりしてしまいました。近くのカフェに入り話をすることにしました。
私の感想は面白かった以外に何もないので、とり君の話を「うんうん。」「よかったよねー」と聞いていました。一生懸命楽しそうに話しているとり君が、高校生のとき仲よかった頃と変わらず、安心しました。ただ話を聞いてるだけでしたが、懐かしくとても楽しい時を過ごしました。
LINEも交換し、その後も何度かとり君とデートに行きました。高校生の時の懐かしい話で盛り上がったり、くだらない話をしたり、友達として楽しい時を過ごしていました。
少しづつとり君が、変わっていき私に好意を感じるようになりました。私は、高校生の時振られていたので、まさかないなと思っており、恋愛感情を抱かないようにしていました。
しかし、鈍感な私でも完全に好意に気がつくことがありました。
では、次回の更新で。
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