とり君は、部活にほぼ毎日遊びに来ていました。
人見知りの私でも、少しずつとり君と仲良くなることができました。話していた内容は思い出せませんが、多分好きなアニメとか小説の話などの雑談だったと思います。
夏休みも部活はありました。とり君もたまに夏休みも遊びに来ていました。
特別理由はありませんでしたが、友達と
「この日も遊びに来てよ」
と、部活に誘っていました。
「これたら来るね」
と、とり君は返事をしたので、
「それ絶対来ない人のセリフじゃーん」
と、友達と期待せずに待っていました。
誘った当日、電気の点検のため電気は全て止められていました。ただでさえ風通しの悪い部室で、扇風機も止められとても暑くて死にそうでした。
とり君は部活が始まってもなかなか来ませんでした。
友達と「やっぱり来ないかー」なんて話してました。
その時…とり君がやってきて、アイスを持ってきました。暑くてたまらない時のアイス…最高でした。とても美味しかったのを覚えています。
そして、この出来事からはっきりとり君を好きになったと思います。アイスに釣られてしまいました。笑笑
好きを気がついたら、とり君が来てくれた部活はとってもとっても楽しくなりました。毎日のようにとり君が来てくれることを望んでいました。(さすがに部員ではないので毎日は来ませんでした)
好きな気持ちを気がついた後の話は、また次回の更新で話します。